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帝都の鬼は永遠を契る

角川文庫 う36−2
卯月みか/〔著〕
著作者
卯月みか/〔著〕
メーカー名/出版社名
KADOKAWA
出版年月
2025年3月
ISBNコード
978-4-04-116043-5
(4-04-116043-X)
頁数・縦
237P 15cm
分類
文庫/日本文学 /角川文庫
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出版社からのコメント

いにしえより、異能を持つ美しき“鬼”が存在する日本。明治時代、陰陽師たちは政府から鬼とあやかしを討つよう命じられ、駆け出し陰陽師の桜羽(おとは)も鬼を憎む一人だった。だが、帝都の劇場・華劇座で起きた大きな事件をきっかけに鬼と人の和解は進み、桜羽も紆余曲折を経て、鬼の頭領である焔良(ほむら)に心惹かれ、婚約した。その1年後−−。焔良と甘く仲睦まじい日々を過ごす桜羽だったが、ある想いから、まだ結婚には踏ん切れずにいた。ひとつは事件後、生死不明のまま姿を消してしまった、元陰陽寮長官で育ての親である冬真(とうま)の行方を案じているため。そしてもうひとつは、元陰陽師の自分が本当に焔良の伴侶としてふさわしいのか、迷いが生じてしまったためだった。そんな折、京にいた焔良のいとこである旭緋(あさひ)が訪ねてくる。人の世での鬼の立場は改善されつつあるものの、その進みの遅さをもどかしく思う旭緋は、一足飛びで事を進めるべく、ある企みへの協力を求めてくる。再び人と鬼との軋轢を生みかねない、危険な提案を断る焔良だったが、旭緋は帝都で民権運動家たちと組んで不穏な動きを見せ始め……!?大好評の明治あやかし恋愛ファンタジー、大波瀾の第2巻!

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